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微妙に違う和製英語 と まったく通じない和製英語



マイペース

和英辞典によると「マイペース」は“one's own pace”となっています。ある英国人に「日本語のマイペースとはどういう意味か?」と聞かれたので、広辞苑で調べてみると「周囲を気にせずに自分にあった進度で物事を行うこと」とありました。 するとその英国人は、

“99% of British people work at their own pace.”
「英国人の99%は、マイペースで仕事をする」

と言っていました。

マジックテープ

英語では、”magic tape” とは言わずに、”Velcro” と言うようです。これはVelcro社の商標なのですが、「絆創膏を“Band-Aid”と呼んだり、「セロハンテープ」を“Scotch tape”と呼んだりするケースと同じです。

ちなみに、この “Velcro”ですが、ナイロンテープが重なりあう様から「レズビアン」を意味する隠語としても使われています。

マスコミ
「マスコミ」は、”mass communication”の略のようですが、”mass communication”とは、「(新聞・ラジオ・テレビなどによる)大量伝達」のことを意味します。日本語の「マスコミ」にあたる言葉は、”the mass media”となります。

マスター (店の)
よく日本語では喫茶店やバーの店主のことを「マスター」と呼びますが、英語では、単に ”manager” と言います。その ”manager” がそのお店の持ち主であれば、”owner” とも言います。また店主が女性の場合、日本語ではよく「ママ」と呼びますが英語では、”manageress” とは言わずにやはり単に、”manager” と呼びます。

日本人の感覚から言って、クラブや小料理屋の「ママ」も料亭の「女将さん」も皆 “manager” になるのはちょっと不思議な感じがしますが、やはり文化の違いとしか言いようがないですね。

英語の “manager” は、実に様々な意味(経営者、支配人、部長、課長、監督、その他色々)を持っていますが、日本語の「マネージャー」も実に多様な意味を持っています。興味深いところでは、中学や高校の部活動で男子生徒の身の回りの世話(主に洗濯)をする女子学生のことを「マネージャー」と呼びます。「洗濯屋さん」のことを「マネージャー」と呼ぶわけですから、”manager” との感覚の違いが大きいこともうなずけますね。

ちなみに英語の “master” は、「名人」「支配者」「親方」などの意味を持ち、”master’s degree” となれば、「(大学院の)修士号」を意味します。

マニアック
日本語で最近よく使われている、「マニアック」を使って、「マニアックなサッカー好き」をそのまま “maniac” と言ってしまうと、かなりネガティブな意味(病的に気の狂った人に近い)なので、「熱狂的なファン」という意味ならば “football fanatic” とか “football nut" を使います。

マンション
英語の ”mansion” は「風とともに去りぬ」のスカーレット・オハラが住んでいるような「大邸宅」を意味します。

日本語の「マンション」にあたる英語は、

”apartment” (共同住宅の1区画),
“apartment house” (共同住宅のビルディング全体),
“condominium” (分譲マンションの1区画),
“condominium building” (分譲マンションのビルディング全体)  となります。

ちなみに、日本語ではマンションの1世帯の区画を「部屋」と呼ぶので、「マンションの5階の部屋に住んでいる」などと言います。

そこでこの「部屋」を ”room” などと訳すとおかしなことになります。英語の ”room” はあくまでも「リビングルーム」や「6畳間」や「子供部屋」などを意味するので「自分たちが住む1区画全体」を意味したいときは、 ”apartment” を使います。

ただし、英語でもなぜかホテルの1区画だけは、どんなに広くても ”room” を使います。 ”room key”, “room No.”, “room charge” などです。

ところがややこしいことに、日本語では「スイートルーム」と言いますが、英語では、"suite room"とは言わずに、ただ、"suite"と言います。

マンネリ
「マンネリ」の元となる “mannerism” は、「(芸術や文学などの)型にはまった手法」のことを言うそうです。

日本語でよく使う「マンネリ化する」を英語で言うときは、”become routine” とか “become stereotyped” を使うようです。

「外国での大学生活はマンネリ化し始めてきた」
“My campus life abroad is becoming routine.”

ミスコンテスト
日本語では、「ミスコン」などとも呼ばれていますが、英語では、”beauty pageant”もしくは、”beauty contest”と言います。もっとも、近年では女性の評価を容姿だけで判定すべきではない、とする声も高まりつつあるようです。ただ、日本では未だに、「ミス○○」というコンテストが花盛りですが・・・・・。

メロドラマ
「メロドラマ」は、“soap opera”と言うのですが、昔アメリカの石鹸会社がスポンサーになっていた有名なテレビドラマがいわゆるメロドラマだったため、このような呼び名がついたそうです。

モーニングコール
英語では、”wake-up call”もしくは “alarm call” と言います。

モーニングサービス
喫茶店での朝食セットのことを日本では「モーニングサービス」と言いますが、英語のネイティブにとっては「??????」でしょうね。英語ではズバリそのまま “breakfast special” と言います。

モノクロ
日本語では、「白黒」とも言いますが、英語では、”black-and-white”と「白」と「黒」の順番が逆になります。”black-and-white”を略して、”B & W movie”とか“B & W television”と書いたりするそうですが、英国人によると、なぜか”film”の時は、”black-and-white”は使わずに、”monochrome film”と言うそうです。