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微妙に違う和製英語 と まったく通じない和製英語



ガードマン

「ガードマン」は、"guard”, “security guard”, “watch”, “watchman” と言います。

ガスストーブ

「ガスストーブ」つまり、”gas stove” は、「料理用ガスレンジ」を連想させます。暖房器具の「ガスストーブ」ならば、”gas heater” を使います。

ガソリンスタンド
「ガソリンスタンド」は、”gas station” か “filling station” と言います。

ガッツポーズ
「ガッツポーズをとる」を辞書で調べると “strike a victory pose” とか“raise one’s fist(s) over one’s head in triumph” と書いてありました。面倒くさいですね。


カメラマン
英語の “cameraman”は、映画やテレビなどの(プロの)カメラマンや撮影技師を言います。これは動画を撮る人たちですが、静画を撮るプロの写真家のことは、”photographer”と言います。

カンニング
「試験でカンニングする」は、”cheat at an examination” ですね。英語の “cunning” は、「悪賢い、ずるい」という形容詞か「悪賢さ、ずるさ」という名詞になります。

クラクション
英語の “klaxon” がなまって「クラクション」になったようです。”klaxon”とは、「かつて警察の車や公用車に付けられていた音の大きな警笛」のことだそうです。 現在では、”(car) horn”と言います。

クーラー
「クーラー」つまり、”cooler” と言うと、ネイティブは、「クーラーボックス」を連想するようです。「冷房機」のことであれば、”air conditioner” となります。日本語では通常「エアコン」と言っていますが。

グレードアップ
日本語の「~アップ(する)」はたいていの場合、和製英語です。「グレード・アップ(する)」は、”upgrade” もしくは “improve” を使います。 「熱帯性暴風雨がハリケーンへとグレード・アップした」
“A tropical storm was upgraded to a hurricane.”

クレーム
日本語では不平・不満・苦情を訴える時によく「クレーム」をつけると言いますが、この場合英語では “complaint”を使います。

「私達はホテルの支配人にサービスについてクレームをつけた」
“We made a complaint about the service to the manager of the hotel.”

ゲーセン
初めて「ゲーセン」という言葉を聞いたとき、私はまったくその意味がわかりませんでしたが、ただ「何となくいかがわしいもの」という響きを感じました。同様に、初めて「ゲーセンに行こう」と誘われたあるネイティブは、「gayの温泉」を連想したそうです(笑)。ともかく「ゲーセン」は「ゲームセンター」の略ですから、英語では、“video arcade” もしくは単に ”arcade” と言います。

ゲームセット
「ゲームセット」”game set” と聞くと、「試合日程を取り決めた」という意味にとれるそうです。しかしこの日本語の「ゲームセット」は「ゲーム終了」を意味するので、 “the game (is) over”, とか”end of the game” になります。

コインランドリー
「コインランドリー」は、あの「金儲けの神様」と称えられた、邱永漢さん(きゅうえいかん、実業家、作家、経済評論家)が発明した商売だと、ずいぶん昔になりますが、彼の著書の中で読んだ記憶があります。 英語では、”laundromat” と言います。 ちなみに、確か「ビジネスホテル」と言うものも、邱永漢さんの発明だと書いてありました。

ゴーサイン
「~にゴーサインを出す」は、”give ~ the green light”と言います。

「今しがた役員会が私達に調査開始のゴーサインを出したところです」
”The board just gave us the green light to begin research.”

コストダウン
日本語の「~アップ」と「~ダウン」はほとんどが和製英語ですが、この場合の「コストダウン」もまたしかりです。英語では “cost reduction” あるいは “cost savings”と言います。また「コストダウンする」は下記のように言います。

“achieve cost reduction”
“result in cost reduction”
“reduce costs”
“cut costs”

「大幅なコストダウンを達成できる唯一の残された方法は人員整理だ」
“The only remaining way to achieve significant cost reductions is by cutting staff.”
(“Dictionary of Modern Business Colloquialisms” より)

ゴールデンアワー
「ゴールデンアワー」はわかりやすい表現ですが、英語では "prime time” と言います。

コンクール
コンクール (“concours”)はフランス語で、英語では、”competition”もしくは、“contest”と言います。

コンセント
「コンセント」と言うと通常ネイティブは、”consent” = 「同意する」を連想します。日本語の「コンセント」は、米国では、”outlet” 英国では、”socket” と言います。

コンパニオン
“companion” を辞書で調べると、1. 仲間、(偶然の)連れ、(一時的な)話し相手、同好の友 2. (老人、病人などの話し相手として雇われる)付き添い人、 等々 となっていました。

通常日本で使われているパーティコンパニオン(パーティー会場などでお客さんのために、料理や飲み物を運び、接待する女性のこと)を英語で言えば、”hostess” となります。“escort”と言う説もありますが、辞書には“escort”は、「社交上の集まりに同行する人(主に女性)」とありますから、日本のコンパニオンとはちっと違う気がします。いずれにしても、華やかなパーティーに男女で参列するという欧米の風習は、日本にはあまりないので、感覚的に微妙なズレがありますね。

また、モーターショーなどの広い会場で、催し物の案内をする女性コンパニオンのことは、”( female ) guide”となります。 いずれにしても、「ホステス」とか「ガイド」よりも「コンパニオン」のほうが、耳に心地よいので、あるとき、ある日本人が「コンパニオン」という言葉を見つけ出して、使い出したのでしょうね。

それにしても、ホテルの広いパーティー会場で、老人やおじさんたちに料理や飲み物を運んで、「一時的な話し相手」になり、「付き添い」ながら、老人介護している女性たちは、やっぱり、”companion”なのかな?などと思ったりもしますが。