大阪・関西万博(その1)

2025年7月7日(月)から7月10日(木)までの4日間、大阪・関西万博に行ってきました。

夏休みシーズンの始まる前の平日に行けば多少観客も少ないかと期待したのですが、いやいや大盛況の盛り上がりで文字通り熱くて、暑い4日間となりました。

パーソナルモビリティ

3日目にパーソナルモビリティの抽選に当たる(4時間無料レンタル)というラッキーもあり、会場内の隅から隅まで移動して見ることができました。万博会場内はとにかく広く、かつ灼熱の夏だったので、体力に自信のある私でさえ「もう歩けない」と思った3日目にパーソナルモビリティを使えたことは本当にラッキーでした!

パーソナルモビリティに乗る私

大迫力の大屋根リング

 

まず初日は夜間券を購入して午後4時からの入場となりました。噂には聞いていたのですが、やはり実際にまじかに見る大屋根リングのド迫力には圧倒されました。直径615m、高さ最大20mを誇る、世界最大の木造建築物です。骨組みはあの京都清水寺の舞台を模して造られたと聞いていますが、大屋根リングの下はとても涼しく快適でした。

太陽光を遮断し熱を吸収してくれるこの木造建築物は、風通しを考え組み立てられているため高温多湿の日本の夏には最適です。そもそもこの万博会場の夢洲(ゆめしま)はその名のとおり海上に浮かぶ”島”なので海風が常時心地よく吹いています。日本の先人の知恵の結晶がこの大木造建築物となって現れたのかもしれません。

大屋根リングから見た夜景

大屋根リングから見える大阪湾の夕暮れの美しさはすでに有名ですが、会場内の夜景もまた大変素晴らしいものでした。またドローンショーは本当に素晴らしく、大屋根リング上空にはばたく無数のドローンは花火とは違った不思議な感動を与えてくれます。下記の動画はそのドローンショーのほんの一部です。

 

全周約2キロの大屋根リングを夜間に歩いて一周してみました。私が訪れた時期は例の話題の噴水ショーが一時中止となっていたためその点は残念でしたが、美しい夜景とともに夜風がとても心地よく、夏の夜を十分満喫することができました。この大屋根リングと夜景とドローンショーを見ただけでも入場料の元がとれたのではないでしょうか(笑)。・・・(次回へと続く)