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翻訳業界用語集



あいまい一致(ファジーマッチ)
TRADOS関係用語
あいまい一致とは、原文分節が翻訳メモリ内の翻訳に類似する(完全一致ではない)ことを示す。ファジーマッチとも言う。あいまい一致には、「95% - 99%」「85% - 94%」「75% - 84%」「50% - 74%」の4種類の区分がある。

アウトラインフォント

文字の形をコンピュータ上で表現するためのデータ形式の一つ。

アサイン
assign:コーディネータが仕事を翻訳者やリライターやチェッカーに割り振ることを「アサインする」という。

アジア太平洋機械翻訳協会 
1991年4月に「日本機械翻訳協会」として設立、1992年6月に「アジア太平洋機械翻訳協会」と名称変更。英語名は、Asia-Pacific Association for Machine Translation (略称 AAMT)。

会員は、機械翻訳の研究開発者、製造販売者、利用者の3者で構成されている。機械翻訳システムの開発・改良・啓蒙・普及を通じて機械翻訳の発展に努めている。


医学翻訳
⇒ 「医薬翻訳」の項を参照。

一致なし(ノーマッチ) TRADOS関係用語
一致なしとは、原文分節が翻訳メモリ内の翻訳と一致しないことを示す。ノーマッチとも言う。

一般翻訳
一般文書(ここで言う文書の中には電子データも含まれる。以下同様)の翻訳のこと。
一般文書とは、文学のように芸術的に深い意味を秘めた文章ではなく、かつ専門的知識がなくても読める平易な文章、たとえば新聞・雑誌の記事や(専門書ではない)一般書籍などがこれにあたる。

その他、日常生活で普通に目にする文書、たとえば銀行やレストラン等でお客様向けに書かれた案内の文章や町内会の回覧板等もこの一般文書と言ってよいであろう。つまり、「一般大衆が読んで理解できるように書かれた文書」はすべてこの一般文書と言える。

しかし、文学的でもなく専門的知識も必要としない文章の翻訳だから、この「一般翻訳」は他の翻訳に比べて簡単なのかと言うと、必ずしもそうではない。

読む人に誤解を与えず、かつ読みやすい文章にするためにはかなりの推敲が必要であり、「意味が正確に通じればよい」だけでは許されない場合もある。

加えて、広告文のようにコピーライティング的要素を求められたりすると、専門知識を必要とする技術文書の翻訳よりもかえってやっかいな場合もある。

したがって、翻訳も「餅は餅屋」なので「一般翻訳」を専門としている翻訳者にとっては、工業技術分野のマニュアルは苦手だろうが、逆に「技術翻訳」を専門としている翻訳者にとっては、意味の正確さよりも文章の読みやすさを求められる「一般翻訳」は苦手な場合も多い。

医薬翻訳
「医薬翻訳」の明確な定義はないが、「医学翻訳」「薬学翻訳」「医療翻訳」のことをまとめて、「医薬翻訳」もしくは「メディカル翻訳」と呼ぶ。医学論文、治療マニュアル、医薬品添付書類、医療機器マニュアル&カタログ、医療機器販売承認申請書類、等々、医学分野、薬学分野全般の翻訳を指す。

医療翻訳
⇒ 「医薬翻訳」の項を参照。

上書き翻訳
クライアント支給のソースデータに直接文字を入力していく翻訳方法のこと。原文のレイアウトをそのまま流用できるため、DTPにかかる費用を削減し、納期を短縮することも可能となる。別名オーバーライト(Overwrite)翻訳とも言う。

ただし、実際には翻訳者が上書きしながら翻訳していたのでは、原文が翻訳途中で消えていくことになるので、一つのパラグラフあるいは文を翻訳してから、原文を消去している翻訳者が多い。

この方法が日本で普及し始めたのは1990年代からで、最初は主に英文和訳(英日翻訳)だけで採用されていたが、今世紀に入ってからは和文英訳(日英翻訳)においてもこの方法が主流になりつつある。

映像翻訳
文字通り、映画やビデオやテレビなどの映像分野で必要とされる翻訳のことを指す。

オーバーライト翻訳
上書き翻訳のこと。当初Overwriteと言う言葉は、英語のネイティブにとっては「大げさに書く」というようなネガティブな意味に取られがちであった。しかし現在においては、英語(Overwrite)においても、日本語(オーバーライト)においても、ともに「上書き翻訳」の意味で定着しつつある。