History
 2006年2月から4月にかけblogで連載したJES Historyの保存版です。
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 第 1回 技術翻訳のパイオニア
 第 2回 パンナムでのランチタイム
 第 3回 50通の葉書と初仕事(その1)
 第 4回 50通の葉書と初仕事(その2)
 第 5回 6畳間からのスタート
 第 6回 タイピストと赤ん坊
 第 7回 羽田空港へ猛ダッシュ
 第 8回 竹内均先生
 第 9回 仕事の安定と営業活動
 第10回 プロは常に基本に返る
 第11回 将来は確実に見えている
 第12回 散歩と草笛
 第13回 心に空虚
 第14回 黙想ノート(その1)
 第15回 黙想ノート(その2)
 第16回 黙想ノート(その3)
 第17回 米国人捕虜と終戦
 第18回 利益と税金
 第19回 福利厚生、横浜市第一号
 第20回 学問に王道なし
 第21回 スペイン語
 第22回 新製品が大好き!
 第23回 商売と山っ気
 第24回 JFK
 第25回 ニクソン・ショック
 第26回 オイル・ショック
 第27回 父からの手紙(その1)
 第28回 父からの手紙(その2)
 第29回 俺は医者になる!
 第30回 この世に人類が存在する限り・・・
(最終回)

2006/03/13

第11回 将来は確実に見えている

引き続き、後年父から聞いた話です。

【 将来は確実に見えている】

「人は将来のことはわからないと言う。

しかしそれは間違っている。将来ほどはっきりわかることはない。なぜなら今の自分を見れば将来の自分も見えるからだ。

具体的な夢と目標を持ち、それに向かって日々努力する自分が、今ここにあれば、栄冠を勝ち取った自分の姿がはっきりとそこに見えるではないか。

人間が努力してできないことなど何もない。必ずできる。できないのは途中であきらめてしまうからだ。

その反対に具体的な夢も目標も持たずに、ただなんとなく生きている自分が、もし今ここにあるとすれば、今よりただシワと白髪が増えただけの5年後、10年後、20年後の自分の姿が目の前にはっきりと見えるではないか。

こんなにわかりやすいことはない」

実際このとおりに生きてきたのが私の父でした。

まさに人生を全力疾走で駆け抜けて行ったといえるでしょう。

ただ一方でこんなことも言っていました。

【 真の幸せは常に平凡な生活の中にある】

含蓄に富んだ言葉です。私にもこの言葉の意味が少しずつわかるようになってきた気がします。



<ツーショット>
1968(昭和43)年頃
リライターの女性がアメリカへ帰国する直前のツーショット。
青木橋ビルのオフィスにて。


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